『 中国の地域・各省 』 


中国は、22の省、五つの自治区、四つの特別市からなっています。
それぞれの省の省都など、地図上に表示されています。
また、中国語表示の中国主要地域の地図も興味深くご覧になれます。
中国全土は、通常、華東、華西、華南、華北、東北、西北、西南の 七つの地域に分けられています。これは省のグルーピングの話で、 中国の歴史などで言われる「中国北部=華北」「中国南部=華南」とは 異なります。
中国の省名は、民族、河、山、国、地域、出来事に因んだもの、地名が 合体したものなどがあります。 また、東、西、南、北がついた省名も数多くあります。
中国の七つの地域区分、各省の所在、東西南北の位置関係などを 考慮した31のマス目をつくってみました。
これを、次の章「4.各省の気候・食文化」閲覧の際に活用頂ければ幸いです。

私事ですが、中国に興味を持った切っ掛けが二つあります。
一つは、「戦国時代」、一つは「シルクロード」です。
まず、「戦国時代」ですが、当時の地図を、現在の中国の地図に重ね合わせてみると、戦国時代の舞台は 現在の華東、華西ならびに、華北、東北の一部に限定されていることがわかります。
各省には略称がありますが、その中には、秦、蜀といった昔の国の名が痕跡として残っています。
次に、「シルクロード」ですが、その道は、長安(現在の西安)を起点とし、現在の甘粛省の 各都市を巡り、敦煌を通り、更に西へと進んでいきます。
その道こそが、食文化を含めた東西文化を交流、伝播させた道の一つです。

各種の統計資料を調べてみましたが、幾つかの問題がありました。
私が馴れていないこともありますが、中国の統計データが完璧に揃っている訳ではないことです。
例えば、チベット自治区には、政府のウェブサイトはありますが、統計のウェブサイトはありません。
また、統計年度も必ずしも同一期間ではありません。ただ、長期間での比較には差し支えありません。

さて、各省の産物として、鉱物資源を産出する省を調べてみました。
鉱物資源としては、エネルギー資源、黒色金属、有色金属、非金属鉱産物があります。
その産地は、中国の基幹部分にもありますが、周辺部分にも広がっています。
資源ある場所は、万人にとって魅力的であること、これは歴史的事実です。

次に、各省の気候を見ていきます。
各省主要都市の降水量、相対湿度、日照時間、平均気温につき、上位5省、下位5省をマーキングしてみました。
降水量と相対湿度とは概ね相関しますが、チベットに比べて降水量が少ない寧夏が、相対湿度ではチベットを 上回ることは、寧夏を流れる黄河の恩恵と、大河の威力が感じられます。
日照時間が長ければ、相対湿度は低くなる、と考えられます。
そこで、各省の日照時間、相対湿度について、それぞれ「長い、並、短い」「低い、並、高い」の九区分で 並べてみました。
すると、「長日照:低湿度」の省に、寧夏、甘粛、内モンゴル、チベットが、「短日照:高湿度」の省市に、 四川省、重慶市が入ります。四川省では、ダニで本来黒いはずのパンダの目の周りが白くなったのが話題となりました。
更に、低日照の省に、貴州省、福建省、広西省が、高湿度の省に、湖南省、江西省、海南省が入ります。
各々の省を色分けしてみると、通常言われている各省の気候の特色と合致しています。
特に、四川省、重慶市、その周辺の省での食文化について、気候と料理との関係が特徴的です。


★次の「各省の気候・食文化」では、各省の「気候」「食文化」「気質」「名前の由来」「出身有名人」「参考中国文」 「主要観光地の映像」「当地域の概要」がご覧になれます。
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[4.各省の気候・食文化 ]

[0.「中国の気候・風土と食文化」冒頭画面]


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